人はみんな寄り添い、助け合って生きています。
今を懸命に生き、活躍している若者も、いずれは年を重ね、老人となり、医療、介護が必要となってきます。
私は、医師として、「一人でも多くの方に『その人らしい人生を送ってもらいたい』」と常々思いながら、医療に携わり、医院、介護施設を運営しております。
ご利用されるご両親、祖父母、ご親族の方を大切にすることは言うまでもありません。私は、さらに入所される方を支えるご自分の日常も大切にされなくては、介護・医療・看護は成り立たないと思っています。その精神を常に念頭におき、松山胃腸科外科医院を核に、5つの特別養護老人ホームを運営しております。
それぞれの施設では、スタッフが工夫を凝らし、笑顔を持って生活できる雰囲気づくりに努めております。たとえば、「買い物外出+料理」「天ぷらの客前料理」「お抹茶会」などはその一環で、たいへん好評を得ております。このような行事を行うことで、施設内で楽しくメリハリのある時間を送れると思っています。さらには、このような取り組みが、施設外でフォローするご親族の方の安心につながると思っています。
私たちの信条は、「すべての人の心に、豊かな生活をお届けしたい」です。言うは易く行うは難しいテーマだと思いますが、私たちは、ご入居者、ご利用者のニーズに耳を傾け、日々勉強しながら努力して参りたいと思っております。